■ OrthoEngineのアドオン・モジュール
OrthoEngineには 、ユーザの処理要件に合わせ、以下のアドオン・モジュールを追加することができます。
- 正射補正モデル
- プロダクション・ツール
- DEM抽出
● OrthoEngineの基本機能の詳細はこちらです。
■ 正射補正モデル
正射補正を行なうためにセンサーに応じた正射補正モデルを使用するためのアドオン・モジュールです。
Airphoto Ortho Suite
航空写真および航空機用デジタル/ビデオ センサーに対応した数値モデルを使用し正射補正を行います。
Satellite Ortho Suite
ALOS(AVNIR-2およびPRISM)、ASTER、AVHRR、IRS、LANDSAT、SPOT、Thaichoteおよび高解像度衛星データ(WorldView-1/2、GeoEye-1、EROS、IKONOS、QuickBird、SPOT5、Cartosat-1およびPleiades)等のそれぞれに対応した衛星モデル(軌道情報)を使用し、人工衛星の位置、地形、地球表面の湾曲および地図投影法による歪みを補正した高精度の正射画像を作成します。
また、RPCモデル(ALOS PRISM/AVNIR-2、WorldView-1/2、QuickBird 、GeoEye-1、IKONOS 、Kompsat-2、Cartosat、SPOT、OrbView-3、Pleiades、DEIMOS、DMC、EROS、RapidEye、ZY-1-02C、ZY-3およびNITFに対応)あるいは新しいセンサーや未サポートのセンサーに対するGeneric Satelliteモデルにより,有理多項式を使用し人工衛星の位置、地形、地球表面の湾曲および地図投影法による歪みを補正した正射画像を作成します。
Radar Ortho Suite
ALOS(PALSAR*)、ASAR、COSMO-SkyMed、ERS、JERS1、RADARSAT-1、RADARSAT-2およびTerraSAR-X等のそれぞれに対応した衛星モデル(軌道情報)を使用し、人工衛星の位置、地形、地球表面の湾曲および地図投影法による歪みを補正した高精度の正射画像を作成します。
*PALSARはERSDACフォーマットおよびJAXAフォーマットに対応しております。
■ プロダクション・ツール
タイポイント、GCPの収集やモザイク処理の自動化を行なうためのアドオン・モジュールです。
Ortho Production Toolkit
次の機能が含まれます。
- 写真指標や画像間のタイ・ポイントを自動的に収集します。
- ジオコーデッド画像あるいはチップデータデースからのGCPの自動収集、レジストレーション、チップデータベースの生成等の機能が含まれています。
- モザイク画像を自動的に生成します。カットラインの決定、ホットスポットの除去およびカラーバランス処理により、シームレスなモザイク画像を生成します。
- 精密オルソ画像を作成します。。
- Geomatica Core またはGeomatica Prime
- Airphoto Ortho Suite
- Satellite Ortho Suite
- Radar Ortho Suite
必要なパッケージ
および下記パッケージのいずれか
■ DEM抽出
ステレオペアの航空写真や衛星データからDEMを抽出するためのアドオン・モジュールです。三方向視あるいはマルチビューデータからの高精度DSM出力も可能です。
Auto DEM
このモジュールは、上記の各正射補正モデルに対するアドオン・モジュールです。このモジュールによりステレオの航空写真、衛星画像(Pleiades、 ASTER、EROS、IRS、IKONOS、 SPOT、QUICKBIRD、ORBVIEW、FORMOSAT、CBERS、EROS、 LANDSAT 5/7、SPOT 1-5、MERIS、 ALOS (PRISM))およびSAR画像(RADARSAT 、ASAR)から数値標高モデル(DEM)を抽出することができます。出力されるDEMには絶対DEMと相対DEMがあります。絶対DEMはGCPおよびタイ・ポイントを必要とします。相対DEMはタイ・ポイントのみから抽出できます。
- Geomatica Core またはGeomatica Prime
- Airphoto Ortho Suite
- Satellite Ortho Suite
- Radar Ortho Suite
必要なパッケージ
および下記パッケージのいずれか