■ PCI Geoimaging Accelerator (GXL)
PCI GeoImaging Accelerator (GXL) は、PCI社の長年のジオマチックスに関わる技術やノウハウの蓄積と、今日の高性能コンピュータやネットワーク技術の融合により開発された高速自動画像処理･生産システムです。 オルソ補正、モザイク処理、パンシャープン処理等、衛星画像や航空写真に必要な多彩な処理機能を含んだ自動処理ワークフローは、 お客様の要求に応えるために柔軟な構成が可能です。
システムの特徴
■ 数TBから10TB/日の自動画像処理生産能力
■ 要求処理容量に応じた柔軟なシステム構成と容易なアップグレード
■ システム全体の処理スケジュール管理と負荷分散
■ nVIDIA GPUによる高速画像処理
■ システムハードウェアの国内調達による充実したサポート
■ GXLの主な構成要素
PCI GeoImaging Accelerator (GXL)は、主に下記要素によって構成されています。 これらにより構成されるシステムでは、日量5,000シーンを越えるオルソ処理も可能です。
nVIDIA GPU (グラフィック・プロセス・ユニット）
多数のコアを内蔵した画像表示用プロセッサ(GPU)で高速な画像処理演算を実施します。画像表示用プロセッサは要求処理容量に応じて構成することが可能です。
分散処理
一般的に、PCI GeoImaging Accelerator (GXL)は複数のサーバーより構成されるシステムです。JPS (Job Processing Server)が搭載されたサーバーは、処理スケジュール、自動処理ワークフローあるいは各演算サーバーの負荷分散を管理します。
自動処理ワークフローとコンポーネント
データ取り込み、各種処理およびデータ出力の一連の流れを管理し、実施します。処理に必要となるコンポーネントの選択はお客様の任意です。 主なコンポーネントは、オルソ処理、パンシャープニング処理、モザイク処理あるいは任意出力画像の生成などです。
