■ Geomaitca 基本パッケージ Geomaitca Core / Geomatica Prime
基本パッケージであるGeomatica CoreおよびGeomatica Coreは、様々なフォーマットのデータを変換し、画像、ベクタおよびビットマップ等のデータを扱うことのできるビューアー環境を提供します。
これらの基本パッケージにより、ASTER、SPOT、LANDSAT、RADARSAT、ERS-1、NOAA AVHRR等の人工衛星画像や航空写真のローミング、ズーム、強調処理、画素値表示および属性データ表示を行うことができます。
また、GISデータをオーバレイし、付随した属性データを表示することができます。
データファイルの画像を表示し、他の地図投影法(25種類以上サポート)に変換したり、一部を切り出し、その結果を様々なフォーマットで出力することができます。Oracle等のリレーショナル データベースに出力することも可能です。
さらに、Geomatica基本パッケージには幾何補正およびモザイク処理を行うための洗練された OrthoEngine Technologyが含まれています。
GeomaticaはPCI GeomaticsのGDB(Generic Database) テクノロジーにより、100種類以上の画像、ベクタおよび他のデータフォーマットの読み込み/書き出しをサポートしています。
主な基本処理機能
Geomatica Coreでは、3種類のインターフェース(FOCUS、OrthoEngineおよびFLY!)により基本的な画像処理、ベクタ処理が可能です。
- 多様な地図座標に対応したデータの表示
- 解像度、大きさ、タイプ(8ビット、16ビット、32ビット)の異なる複数の画像を同時表示
- トポロジカルベクタを含むベクタデータをサポート
- ・ 多くのベクタレイヤーを同時に表示
- ・ 属性データのスプレッドシート表示および管理
- ・ 属性データによるベクタの検索
- 多様なデータ分析ツール
- ・ ヒストグラム
- ・ 散布図
- ・ プロファイル
- 画像分類機能
- ・ 画像分類
- 教師付分類
- 教師無分類
- ・ 画像分類後の処理
- 分類精度評価
- クラス編集
- クラス統合
- ・ 画像分類
- 数値標高モデル(DEM)の編集
- 画像フィルタリング
- 地図作成機能
- HTMLオンライン ヘルプの利用
- GCP収集
- 幾何補正
- モザイク処理
- 外部 数値標高モデルの読み込みおよび作成
FOCUS
FOCUSは、画像データおよびベクタデータの表示、管理および多様な処理を行なうためのインターフェースです。
Geomatica Coreに含まれる主な機能は以下の通りです。
OrthoEngine
Geomatica基本パッケージには、OrthoEngine Technologyの基本機能も含まれています。
OrthoEngine Technologyは簡便なGUIインターフェースにより、GCP収集、人工衛星および航空写真の幾何補正、DEMの作成およびモザイク処理を行うことができます。
Geomatica基本パッケージに含まれるOrthoEngine Technologyの機能は以下の通りです
OrthoEngine Technologyの基本機能の詳細はこちらです。
.FLY!
FLY!は、DEMと2D画像を使用してほぼリアルタイムで3D立体画像を作成します。
速度や視線方向、高度、過高感等をインタラクティブに調整することで、3Dアニメーションが生成されます。飛行航路を設定し保存することも可能です。
3Dアニメーションを記録しておいて後で再生したり、印刷またはビデオ出力が可能です。
FLY!は、地形表示や環境査定、地質構造分析、ミッション・プランニング、DEM品質の評価等の分野に応用できます。
基本パッケージに含まれる高度処理機能
基本パッケージのGeomatica CoreあるいはGeomatica Primeには、次に示した高度処理機能も含まれています。
- ベクタ・データの属性データのグラフ表示
- JPEG2000対応
- SARデータ処理
- ハイパースペクトルデータ処理
- スクリプト編集、簡単なプログラム作成
- 空間情報分析
Geomatica CoreおよびGeomatica Primeに含まれる機能
Geomatica CoreおよびPrimeには次の機能が含まれます。
Geomatica Primeに含まれる機能
Geomatica Primeには次の機能が含まれます。