■ OrthoEngineの基本機能 - OrthoEngine Technology -
OrthoEngine Technologyは簡便なGUIインターフェースにより、GCP収集、人工衛星画像および航空写真の幾何補正、DEMの作成およびモザイク処理を行うことができます。
Geomatica CoreおよびGeomatica Primeに含まれる OrthoEngine Technologyの機能は、以下の通りです。
- GCP収集
ジオコーデッド画像、ベクタファイル、デジタイザあるいはチップ データベース ファイルからGCPを収集することができます。
- 幾何補正
- モザイク処理
処理前の各画像およびモザイク画像の範囲を表示し、設定することができます。
カットラインのマニュアル設定、各画像の濃度補正(色合せ)および境界部のブレンディングを行います。 - 画像表示
- レポート
「Project Report」としてプロジェクト、出力モザイク画像、幾何補正モデル、軌道データおよびGCPの情報を表示します。
「Residual Report」として各GCPでの残差、幾何補正モデルから算出されたx、yおよびz座標を表示します。 - 数値標高モデル(DEM)の読み込み
幾何補正(Thin Plate Spline)に必要なラスタ 数値標高モデル(DEM)を以下のソースから作成することができます。
- ラスタファイル
- 等高線、点およびブレイク ライン
- TINモデル
● アドオン・モジュールの詳細はこちらです。
GCPおよびタイポイントを利用し、多項式あるいはThin-Plate Spline関数による幾何補正を行います。
リサンプリング法は、最近隣内挿法、共一次内挿法、3次たたき込み内挿法、8pt sin(x)/xおよび16pt sin(x)/xから選択することができます。
未補正画像をGCPと共に表示します。
各補正画像の相対的な位置のオーバービューを表示します。