高精細モード
処理手順
最初に対象となる原画像をTD-HRS に取り込みます。
次に、対象となる原画像よりテンプレートとなる部分を収集し、保存します。対話的な操作により、複数のテンプレートを同一対象物として収集します。この操作により、様々なパターンと適合するように自ら学習する機能を備えています。保存されたテンプレートを利用し、他の画像より対象物を検出することも可能です。
定義されたテンプレートを基にして、最大8方向に回転をかけながら処理をします。原画像に対して、テンプレートと類似したパターンが存在する箇所を重複しないように抽出します。
テンプレートとのパターン照合は、回転角に依存しない判定と依存する判定など、階層的に進められます。これにより、処理時間の短縮が図られています。